RESTAURANT
&
Neighbor hood Guides
【1_大津 とっておきの名店】
自然坊たなか 077-526-4555 大津市長等2-10-9
京都・銀閣寺の名店「草喰 なかひがし」で修業した田中敬治さんが、2015年に始めた店。春は山菜、夏は野菜、そして本モロコやビワマスなど琵琶湖の川魚を存分に味わえます。すべての料理が滋味深いのは「なかひがし」同様、とはいえ「なかひがし」とはまた異なる世界です。「滋賀には琵琶湖があるだけでなく、山も深く、山菜も豊富。京都より食材が豊かです」と言うように、料理には滋賀の豊かな自然が表現されています。
「大津でいい店はどこですか?」と聞かれた際に、私たちが真っ先にご案内するのがこの店。コースは6000円、8000円と、かなりリーズナブル。カウンターわずか8席のみの小さな店なので、早めの予約が必須です。ランチ営業もしていますが、やはり夜がオススメ。食通の方なら「いい店、見つけた!」と思うに違いありません。一棟貸しの「鈴屋」のすぐ近くで、徒歩1分ほど。

*「喰」正式には口が冠で下に食という縦長の漢字
HP:http://jinenbou-tanaka.com
営業時間:Lunch 12:00〜13:30最終入店 Dinner 18:00〜19:30最終入店
定休日:火曜
前日までの完全予約制、禁煙、クレジットカード不可
【3_大津 地元民絶賛 安! 旨! の店】
津ノ清 077-522-7123 大津市中央1-5-6
丸屋商店街で昭和58年から営業している地元で人気の蕎麦屋。というより「大人気の定食屋さん」といったほうが正解かもしれません。蕎麦以外にも、おでんや定食などのメニューも充実。うなぎの寝床状の細長い店内には、カウンターとテーブル席、奥にはお座敷もあります。特に人気のメニューがおでん定食。7種類のおでんから好きな具材を5個選択。そのほかに、蕎麦またはうどんに、小鉢とご飯までついてなんと800円。お昼時には、お腹をすかせたサラリーマンで店内はいっぱいになります。おでんは、関西風のあっさりした出汁がよく染みてボリュームも満点。夜もおでん定食は食べられるので、おでんと蕎麦をアテに一杯お酒を飲めば、なんとお財布に優しいこと! 「お腹いっぱい! 今日も美味しかったよ! と声をかけてくれるのが嬉しくて」という店主の津田清和さんは今年62歳。まだまだ続けてもらいたい商店街の名店です。一棟貸しの「丸屋」のすぐ近くで、徒歩1分ほど。
HP:なし
営業時間:Lunch 11:30〜13:30  Dinner 17:30〜19:30
定休日:日曜
喫煙可、クレジットカード不可
【4_大津 懐かしの喫茶店&洋食】
(1)サモワール 077-525-0901 大津市長等2-3-4
昭和50年の開店当初から変わらないお店の雰囲気は、懐かしい純喫茶そのもの。ご夫婦ではじめられたお店は現在、奥様の坂本圭子さんが一人で切り盛りしています。ショーウィンドーに置かれた年季の入った焙煎機は、ご主人が生前自ら生豆を仕入れて焙煎をしていたものだそうです。今は焙煎した豆を仕入れているそうですが、サイフォンコーヒーの伝統は変わらず奥様が引き継いでいます。毎日来る常連も少なくないというお店は、ブレンドコーヒーはもちろん、卵サンドやソーダフロートなど純喫茶ラヴァーにはたまらないメニュー。店名の「サモワール」はロシアやイラン、トルコなどの伝統的な給茶器のことなので、当然ながら紅茶もあります。「昔はこのあたりも賑わったのだけれど、今は静かでね」と坂本さん。お店は商店街の一本南側、町家が並ぶちょっと渋い通りに佇んでいます。モーニングは朝9時から営業で、ブレンドコーヒーにバタートーストがついて450円。
HP:なし
営業時間:9:00〜17:00(モーニング9:00〜11:00)
定休日:土曜、日曜、祝日
喫煙可、クレジットカード不可
(2)エトワール 077-511-1111 大津市島の関2-6
琵琶湖からすぐ、ヨーロッパのお家のようなティンバーフレームの外観が目を引くエトワール。昭和55年の創業で、当時からこの外観も店内の雰囲気も変わりません。サンドウィッチやカレーなどの軽食やケーキは奥様お手製。コーヒーはご主人が注文を受けてその都度丁寧に淹れてくれます。「夫婦二人でやっている小さなお店なので、いつまで営業するかはわかりませんよ」と笑う保田静一さん、貴代子さんですが、いつまでも営業を続けて欲しいと願っているのは私たちだけではありません。2人のファンが多いのはお店に入ると一目瞭然。琵琶湖を散歩する地元の人や買い物帰りの人々で賑わっています。大津駅から琵琶湖に向かって伸びる中央大通り沿いにお店を構えるので、琵琶湖ホールなどに来る観光客にも入りやすいお店です。モーニングは平日8時半、土日祝日は9時から営業。コーヒー、トーストに卵がついて430円。
HP:なし
営業時間:平日8:30〜18:30、休日9:00〜18:00(モーニング 開店〜11:00)
定休日:月曜(月曜が祝日の場合は翌日休業)
喫煙可、クレジットカード不可
experiences
【FOOD】
(1)タニムメ水産 077-522-3778 大津市長等2-3-36
一棟貸し「鈴屋」のお隣の川魚専門店。パッと見、商店街にあるふつうの魚屋さんに見えますが、通り過ぎてはいけません。よく見ると、琵琶湖の貴重な川魚がずらり。ホンモロコ、ビワマス、イサザ、コアユ、スジエビ、ニゴロブナ、ゴリ、ハス……。琵琶湖八珍と呼ばれる貴重な川魚が「ふつう」に売られているのです。「琵琶湖八珍は季節と水揚げに応じてなので常に揃っているわけじゃないけれど、佃煮や鮒寿司まで含めるとけっこう種類があるかな」と店長の清水さん。さらにこのお店の名物がうなぎ。炭火で焼かれた香ばしいうなぎの匂いが漂います。実は戦前に大阪、京都で創業し、戦後この地に移動して営業を再開した老舗。お店から徒歩数分にある本社には大きな生簀があり、琵琶湖の川魚を有名料理店にも出荷しています。鮒寿司や鮎寿司など、滋賀特産の熟鮓も購入することができます。店頭の太閤秀吉像が目印ですよ!
HP:http://tanimume.jp/78.html
営業時間:10:00〜18:00
定休日:日曜、祝日(不定期で水曜)
クレジットカード不可
(2)元三 077-524-2929 大津市長等2-3-32 
ただのお肉屋さんだと思ってはいけません。ここは滋賀県内だけでなく京都・大阪合わせて30店舗を展開する精肉店の総本店。長等商店街にある総本店は明治35年に創業しました。オリジナルブランドのげんさん牛などを、昔ながらの量り売りで買うことができます。そしてこの商店街を訪れた人にぜひ食べてもらいたいのが、元三の人気商品、1個37円!のコロッケ。これぞ精肉店ならでは価格なのです。全店あわせて1日1万個を売り上げる日もあるほどの人気。ご注文を頂いてから揚げてくれるので、ぜひコロッケ片手に商店街を歩いてみてください。近江牛コロッケは139円、ミンチの量が多いミンチコロッケなどもあって、どれを買うか迷うこと必至。店頭からの発送ももちろん可能です。
HP:http://www.gensan-f.co.jp/
営業時間:10:00〜17:00
定休日:日曜
クレジットカード不可
(3)千石鮓 077-524-3234 大津市長等3-3-42
昭和23年に創業して以来、箱寿司や巻き寿司など関西寿司の味を伝えてきました。なにより人気なのが鯖寿司(一本2,300円、要予約)。身の厚い鯖がどーんと一本。キリッとした酢飯との相性が抜群で、作りたてより数時間経って味が馴染んでから食べるのがオススメです。そしてもうひとつ、ぜひ試してもらいたいのが箱寿司(一人前950円)。甘いタレで味付されたそぼろが乗ったもので、酢飯とのバランスが絶妙です。そぼろは鰆(さわら)や鱧(はも)など季節によりいろいろ。3代目のご主人八森茂樹さんが「うちは昔から常連さんに支えられている小さな店」というように、千石鮓は地元の人も太鼓判。お店で注文してその場で包装してもらうこともできますが、電話注文も可能でバイクで自宅まで届けてくれます。ちなみに店内で食べるスペースはないので悪しからず。
営業時間:11:00〜18:00
定休日:月曜(不定期で火曜)
クレジットカード不可
(4)丸二果物店 大津市長等2-10-7 077-526-0444
ずらりと並ぶ多彩な果物を見て「ただの果物店ではないな」と感じた人は、大津の商店街の底力に気づいた上級者! ここ、丸二果物は大正元年創業という超老舗。果物店がまだ少なかった当時、滋賀県内で一番の高級フルーツを取り扱うお店だったそうで、店内に一歩入ると冷蔵ショーケースには全国各地の高級フルーツが並んでいます。「以前はね、県内はもちろん、京都からフルーツを買いに来るお客さんがいたんですよ。とはいえ昔を懐かしんでばかりいられないので、高級フルーツをふんだんに使ったフルーツジュースなどの提供を始めました」と店主の寺田武彦さん。2013年からはじめたカフェスペースは、果物屋にしかできない価格を抑えたメニュー。フルーツパフェやフルーツサンドなどのほか、オススメはフルーツをたっぷり使った贅沢なジュース(350円〜500円)。朝早くから営業しているので、「朝食はフルーツ派」という方にもオススメです。
HP:http://www.scn.tv/user/maruni/
営業時間:9:00〜18:00(カフェ 10:00〜17:00LO)
定休日:水曜
禁煙、クレジットカード不可
(5) 八百与 077-522-4021 大津市長等2-9-4
菱屋商店街で一際目を引く漬物店が八百与。嘉永3年(1850年)に創業。建物は江戸時代末期のもので、欅の立派な看板は明治時代から変わっていません。看板に「宮内庁御用達」とあるように、名物の「ながら漬け」はかつて本当に宮内庁御用達だった逸品。奈良漬の一種で、もともとは長等山の麓の野菜と近所の酒屋の酒粕を漬けたものだそうです。現在、お店を取り仕切るのは六代目の小倉與七郎さん。「かつては精進料理店だったようですが、漬物が評判となり江戸時代に業態が変化したと聞いています。この地域は東海道五十三次でももっとも流行った大津宿の中心エリア。三井寺(長良山)の参道でもあるので、それは多くの方が来てくださったようです」。店頭には、梅干しや千枚漬け、ぬか漬けなど多くの漬物が並びますが、一部の商品は、奥の蔵で今も仕込んでいます。お店には、宮内庁御用達の許可証など、歴史を感じる品が展示されているので、そちらもお見逃しなく。
営業時間:10:00〜19:00
定休日:日曜
クレジットカード不可
(6)光風堂菓舗  077-522-2343 大津市中央1-4-19
大津は「京都に負けず劣らずの和菓子の町」と言われています。有名なのは大津に本店がある「叶 匠壽庵」ですが、市内にはたくさんの和菓子店が点在。市民それぞれに贔屓の店があります。光風堂菓舗もその一軒で、丸屋商店街で明治35年から営業を続ける店。ショーケースには季節の生菓子、おはぎなど親しみやすい商品が並びます。とくに「三井の晩鐘」は大津銘菓としても知られ、市民のおつかいものに。すべてのお菓子はお店の奥で、3代目と4代目によって一つずつ手作りされています。「小さなお店ですが気軽に立ち寄って欲しいですね」と4代目の小南利光さん。お店は一棟貸し「丸屋」の目の前。スタッフも1個100円の「かりんとう饅頭」を買いによく行きます。ところでこの場所、かつて寺田屋の女将であるお登勢の実家が建っていたことが2013年に判明しました。「升屋」という公事宿だったそうで、店頭には龍馬ゆかりの地として石碑が建っています。
HP:http://www.e510.jp/kou-fuu-dou/
営業時間:9:30〜18:30
定休日:日曜
クレジットカード不可
【artisan】
(1)柴山商店 077-522-2854 大津市京町1-3-25
フロント棟「近江屋」のすぐ斜め向かい、旧東海道を歩くと誰もが足を止める店があります。柴山商店は享保元年創業の提灯専門店。店内には所狭しに様々な提灯がつるされています。「いまどき提灯専門店が?」と思うかもしれませんが、大津にとって提灯は欠かせない存在。国指定重要無形民俗文化財の大津祭は京都祇園祭の風情を継承した祭りで、現在13基ある曳山はいずれも江戸時代に制作されたもの。伝統文化を継承する気風がある大津では、大津祭が近づくとほとんどの家の玄関に提灯がつるされます。提灯の製造は現在行われていませんが、最後の装飾は9代目の柴山久治さんが筆をとります。「創業当時は、合羽や傘を販売するお店でした。不在にするときもありますが、気軽に店を覗いてください」と柴山さん。歴史のある建物は明治5年に建てられたもので、旧東海道の面影を現代に伝える貴重なお店です。
営業時間:9:00〜19:00
定休日:不定休
クレジットカード不可
(2)中川誠盛堂茶舗  077-522-2555 大津市中央3-1-35
日本茶の発祥の地が、実は滋賀県であることをご存知ですか? 805年に天台宗の開祖である最澄が中国からお茶の種を持ち帰り、比叡山の麓にまいたのがはじまりと言われています。今でも滋賀は朝宮、土山、政所と銘茶の産地。宇治茶を支える影の産地としてもお茶好きに知られています。そんな近江茶の魅力を伝えるお店が、中川誠盛堂茶舗。東海道を往来する旅人の茶屋として、また江戸へのお土産として商売をはじめたのがお店のルーツ。安政5年(1858)創業から現在まで、高品質のお茶を販売しています。現在、店を切り盛りするのは5代目の中川武さん。「特に人気なのが、赤ちゃん番茶。厳冬期に収穫される番茶で、苦味が少なくカフェインレスのため、赤ちゃんから妊婦さんまで幅広い層に好評です」。京都の有名茶舗と比べれば外観は地味ですが、紹介したお客さんが必ず「あのお店は良かった!」と言ってくれる店。普段使いから、最高級のお茶まで多彩でこだわったお茶が揃っています。
HP:http://seiseido.com 営業時間:9:00〜19:00
定休日:日曜、祝日
クレジットカード不可
(3)神保真珠店 077-523-1254 大津市中央3-4-28-1F
平安時代の万葉集にも「近江の白玉」として詠まれているほど深い歴史を持つ、びわ湖真珠。そんなびわ湖真珠を販売するのが、1966年創業の神保真珠店です。「びわ湖真珠?」と思う方も多いでしょうが、その理由は海外輸出がほとんどだったから。創業者のお孫さんである杉山知子さんは言います。「長らく実店舗をもたず営業をしてきましたが、2014年、びわ湖真珠の素晴らしさを知って欲しいと地元・大津にお店を開業しました」。2017年には、リニューアルオープンし、近江茶と和菓子を楽しめるサロンスペースも併設。シンプルで可憐な真珠のアクセサリーは、県内のみならず全国からファンを集めています。ピアス、ブレスレット、ネックレスは1万円〜3万円前後。オーダーメイドやセミオーダーにも丁寧に対応してくれるので、自分に合ったアクセサリーに出会うことができます。
HP:http://jinbo-pearls.jp/
営業時間:10:00〜18:00
定休日:火曜、祝日
禁煙、クレジットカード可