EVENT
2018.10.11-27
12:00~14:30
¥ FREE
Ellen Kaplowitz 写真展
アメリカ・ニューヨーク在住の写真家、Ellen Kaplowitzさんの写真展が、里山十帖を皮切りに大津、東京と巡回します。 今回の作品は、Ellenさんが能登半島の最北端に位置する石川県珠洲市の中山達磨氏を訪ね・・・
アメリカ・ニューヨーク在住の写真家、Ellen Kaplowitzさんの写真展が、里山十帖を皮切りに大津、東京と巡回します。

今回の作品は、Ellenさんが能登半島の最北端に位置する石川県珠洲市の中山達磨氏を訪ねる旅で出会った陶芸の副産物として生まれた棚板に着目し、その文様を和紙にプリントして作られたものです。

  • 商店街HOTEL 講 大津百町「茶屋」

  • 期間中はご宿泊以外のお客様でも展示を御覧いただけます。ご宿泊のお客様は期間中いつでも閲覧可能です

  • 客室の見学、ラウンジのご利用はできませんのでご了承ください

  • 展示作品は販売可能です。ご購入希望の場合はホテルスタッフへお問い合わせください。

■エレン・カプロウィッツ コメント
アモルファスとはギリシャ語で「形のない」の意味。時には全てが完璧でないほうが良いことがあります。

代わりに漠然として、形のない不思議な物が見えてきます。
森の中に見事にひっそり隠されたように陶芸窯がありました。
その傍らに思いがけず、岩場を背に立てかけてある棚板の単純な文様を見つけました。
灰からの雫、鮮やかな水玉、横縞などはそれ自体に生命力がやどっていました。
棚板は、焼成のプロセスの最終段階なのですが、私にとっては始まったばかりに思えました。

石川県珠洲市の陶芸家、中山達磨氏を訪ねる旅で、私はこのような数々の棚板を見かけたのです。
中山氏は、十二世紀に始まり、その後数百年間途絶えていた珠洲焼の復興に力を注いだ陶芸家の一人です。
私の旅の目的は中山氏の陶芸作品を見ることでした。

しかし、旅の途中によくあることで、その途中で思ってもいなかった事が起こりました。
今回の副産物はこの棚板の文様でした。

この写真映像を、楮(こうぞ)から作る和紙にプリントすることが理想的な組み合わせとなりました。
和紙は繊細かつ、一律でない自然の風合いで、映像のイメージを強さや滑らかさと共に捉えています。

私が日本の美に対して高く評価するのは、その複雑さと単純さの入り混じった フォルムだと考えています。
残っている棚板は、私にとっては終わりではなく始まりなのです。

■エレン・カプロウィッツ プロフィール
20年にわたったアジアやアフリカを中心に世界中の写真を撮影。

近代化が進む中、その場所特有の文化や個性が消失する前に写真として残すことは時間との競争だと感じるカプロウィッツは、地域の人々や生活、 そして土地そのものの特徴を写真に残すため人里離れた村や発展都市の路地裏等、早々と変わりゆく地域や環境に見られる瞬間を常に色やフォーム、そして万華鏡のような多様性を持つ人間模様に着目しながら それらをカメラに収めている。作品はブータンをはじめ、ビルマ、カンボジア、中国、エチオピア、ガーナ、インド、 日本、イタリア、ラオス、リビア、モロッコ、ネパール、フィリピン、ベトナム等、様々な国で撮影された。

カプロウィッツの作品はアメリカ国内で幅広く展示され、その中には下記の美術館や博物館が含まれている。

フィールド自然史博物館、ニューアーク博物館、アメリカ自然史博物館、USC パシフィック・アジア美術館、 アジア・ソサエティ、アフリカ芸術美術館、ピーボディ・エセックス博物館、カーネギー自然史博物館、ニューヨーク歴史協会博物館、ロサンゼルス郡立美術館、ヒューストンアフリカンアメリカン文化博物館、タイラー・ロリンズ ギャラリー(NY)、カール・シュロスバーグ ファインアーツ(LA)

タイム誌やナチュラル・ヒストリー誌等にも作品が掲載され、カプロウィッツ自身の出版本 ”A World of Decent Dreams: Vietnam Images”でも作品を見る事ができる。
The Explorers Club 所属。

HP:http://www.ellenkaplowitzphotography.com/
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